加古川市にある、やさしい歯医者さん

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こどもの歯並びとかみ合わせの関係を解説します!

こんにちは!加古川市にある、「シラセデンタルクリニック」です。

本日はよくご質問をいただく小児歯科分野のご質問にお答えできればと思います。

「こどもの歯並びが気になる」「かみ合わせに問題があると将来どんな影響があるの?」とお悩みではありませんか?こどもの歯並びやかみ合わせは、成長や生活習慣によって大きく変わります。もし問題がある場合、早めに対応することで将来的なトラブルを防ぐことができるのです。

この記事では、こどもの歯並びの基本知識、かみ合わせの影響、矯正治療の必要性や適切なタイミングについて詳しく解説します。お子さまの歯並びやかみ合わせが気になるご家族は、ぜひ最後までご覧ください!

 

子供の歯並びと言うと?その基本知識

こどもの歯並びは、見た目だけでなく、かみ合わせや健康にも大きく関係しています。

歯並びとは何か?特徴と重要性

歯並びとは、歯が顎の骨に沿って均等に並んでいる状態を指します。歯並びが整っていると、食べ物をしっかり噛めるだけでなく、発音が正しく行われ、見た目の印象も良くなります。逆に、歯並びが悪いと食べ物をうまく噛めなかったり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりするため、歯並びを整えることはとても重要です。

子供の歯並びの成長過程

こどもの歯並びは、乳歯から永久歯へと生え変わる過程で変化します。乳歯は生後6か月頃から生え始め、3歳頃には20本すべてがそろいます。その後、6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、12〜13歳頃にかけて歯並びが完成します。この期間に適切なケアを行うことで、健康な歯並びへと導くことが可能です。

乳歯と永久歯の関係性

乳歯は、永久歯が正しい位置に生えるためのガイドの役割を果たします。そのため、乳歯のむし歯や早期脱落があると、永久歯が正しく並ばず、歯並びの乱れやかみ合わせの問題につながることがあります。乳歯の段階から適切なケアを行い、永久歯が正しく生えるための環境を整えることが大切です。

 

噛み合わせの影響と種類

かみ合わせは、歯の健康だけでなく、顎や顔の成長にも大きな影響を与えます。

《噛み合わせとは?機能と役割》

かみ合わせとは、上下の歯がどのように接触するかを指します。正常なかみ合わせであれば、食べ物を効率よく噛み砕くことができ、顎の発育や発音にも良い影響を与えます。しかし、かみ合わせに問題があると、顎関節の負担が増えたり、発音が不明瞭になったりすることがあります。

《不正咬合の種類と特徴》

不正咬合とは、歯並びやかみ合わせに異常がある状態を指します。代表的なものとして、上の歯が前に出すぎる「出っ歯(上顎前突)」や、下の歯が前に出る「受け口(下顎前突)」があります。また、歯と歯の間に隙間がある「空隙歯列」や、歯が重なって生える「叢生(そうせい)」も不正咬合の一種です。

《反対咬合と下顎前突について》

反対咬合(はんたいこうごう)とは、下の歯が上の歯より前に出ている状態のことを指します。これは遺伝や生活習慣が原因で起こることが多く、放置すると顎の成長に影響を与え、顔のバランスが崩れることがあります。特に下顎前突(かがくぜんとつ)は、顎の骨の成長に関係するため、早めの矯正治療が推奨されます。

 

歯並びと噛み合わせの関係

歯並びとかみ合わせは密接に関係しており、どちらかに問題があると、もう一方にも影響を及ぼします。正しいかみ合わせを維持するためには、歯並びの状態を適切に管理することが重要です。

歯並びが噛み合わせに与える影響

歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わず、食べ物をしっかり噛むことができなくなります。その結果、消化不良を引き起こし、胃腸の負担が増すことがあります。また、噛み合わせがずれることで、顎の関節に負担がかかり、顎関節症を発症するリスクも高まります。さらに、歯が適切な位置に並んでいないと、特定の歯に過剰な力がかかり、歯の摩耗や破損の原因になることもあります。

子供の成長における口腔の重要性

口腔は、食べる、話す、呼吸するといった基本的な機能を担っているため、成長期の歯並びとかみ合わせの管理はとても重要です。特に、噛み合わせが悪いと発音に影響が出ることがあり、正しい言葉の習得を妨げることがあります。また、歯並びが悪いと、歯磨きがしにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。小児期から適切なケアを行うことで、将来的なトラブルを防ぐことができます。

矯正治療の必要性と効果

歯並びや噛み合わせに問題がある場合、矯正治療を行うことで、正常な状態に近づけることができます。矯正治療を受けることで、見た目が良くなるだけでなく、噛む力が均等に分散され、顎や歯にかかる負担を軽減できます。また、歯が整うことで歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが下がるというメリットもあります。治療の適切なタイミングを見極め、専門の歯科医師と相談しながら進めることが大切です。

 

矯正治療はいつから始めるべき?

こどもの矯正治療は、成長段階に応じて適切なタイミングで始めることが重要です。

6歳の歯の状態を確認する

6歳頃になると、最初の永久歯である「6歳臼歯(第一大臼歯)」が生えてきます。この歯はかみ合わせの基準となるため、生え方をチェックすることが大切です。また、この時期に前歯の生え変わりが始まるため、歯並びやかみ合わせに問題がないかを確認する良いタイミングでもあります。

成長に合わせた矯正のタイミング

矯正治療の開始時期は、症状によって異なります。例えば、顎の成長をコントロールする治療は、小学校低学年から始めることが推奨されます。一方で、歯並びの矯正だけを目的とする場合は、永久歯が生えそろう12〜13歳頃に開始することが多いです。早期治療が必要な場合もあるため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。

治療期間とそのリスク

矯正治療の期間は、治療内容によって異なりますが、一般的には1〜3年程度かかることが多いです。また、矯正装置を装着することで、一時的に違和感や痛みを感じることがあります。しかし、適切なケアを行えば、これらの問題は軽減できます。治療をスムーズに進めるためには、歯科医師の指示を守り、定期的な通院を続けることが重要です。

 

まとめ

こどもの歯並びとかみ合わせは、成長や生活習慣によって大きく影響を受けます。歯並びが乱れると、噛み合わせの問題だけでなく、発音や顎の発育にも悪影響を及ぼすため、早期に適切なケアを行うことが大切です。

特に、噛み合わせの問題は遺伝だけでなく、口呼吸や指しゃぶり、食事習慣などの日常生活のクセによっても引き起こされることがあります。そのため、親がこどもの口の癖や成長段階をしっかり観察し、必要に応じて専門医に相談することが重要です。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、加古川市にある「シラセデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

 

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