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フッ素塗布ってホントに必要?小児歯科医が教える注意点

こんにちは!加古川市にある、「シラセデンタルクリニック」です。本日はよくご質問をいただく小児歯科分野のご質問にお答えできればと思います。

「フッ素塗布は本当に必要なの?」「安全性に問題はないの?」と疑問を持つ親御さんは多いです。小児歯科では虫歯予防のためにフッ素塗布を推奨していますが、その効果や正しい活用法を知ることが大切です。

 

この記事では、フッ素塗布の効果や必要な年齢、塗布の具体的な方法、よくある疑問、フッ素と歯磨き粉の違いについて詳しく解説します。

お子さまにとって最適なフッ素の活用法がわかり、虫歯予防のためにできることを実践できるようになります。お子さまの歯を健康に保ちたいと考えているご家族は、ぜひ最後までお読みください!

 

フッ素塗布の必要性とは?

フッ素塗布は、虫歯予防のために多くの歯科医院で推奨されています。では、実際にどのような効果があり、どんな役割を持っているのでしょうか?

 

フッ素塗布の効果と虫歯予防

フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の進行を防ぐ効果があります。歯の表面を酸に強くし、細菌が出す酸による脱灰を抑制することで、虫歯のリスクを最大60%軽減できるといわれています。また、初期の虫歯を修復する「再石灰化」を促す作用もあるため、早い段階でフッ素を取り入れることが重要です。

 

小児歯科でのフッ素の役割

小児歯科では、乳歯や生えたばかりの永久歯を虫歯から守るために、フッ素塗布を積極的に行っています。乳歯はエナメル質が薄く、虫歯になりやすいため、フッ素で強化することが必要です。また、フッ素塗布と併せて、正しい歯磨きの習慣や食生活のアドバイスを受けることで、より効果的な虫歯予防が可能になります。

 

子供における安全性とリスク

フッ素は適量を使用すれば安全ですが、過剰摂取するとフッ素症(歯の白い斑点や変色)を引き起こす可能性があります。特に、フッ素入り歯磨き粉を大量に飲み込むことには注意が必要です。歯科医院でのフッ素塗布は適切な濃度と量が管理されているため、安心して受けられます。

 

フッ素塗布が必要な年齢は?

フッ素塗布をいつから始めるべきか、どのくらいの頻度で行うべきかを知ることが大切です。

①赤ちゃんからのスタート時期

フッ素塗布は、乳歯が生え始める生後6か月ごろからスタートするのが理想的です。乳歯のエナメル質は永久歯よりも薄いため、虫歯のリスクが高く、早めのフッ素塗布が効果的です。

②乳幼児と永久歯の成長過程

乳歯が生えそろう3歳ごろから、永久歯が生え始める6歳ごろまでは特に虫歯のリスクが高い時期です。定期的なフッ素塗布を続けることで、歯の質を強化し、虫歯になりにくい環境を整えられます。

③定期的な検診の重要性

フッ素塗布は1回行えばよいというものではなく、定期的に繰り返すことが大切です。歯科医院では3か月~6か月に1回の頻度でのフッ素塗布を推奨しており、継続的なケアが虫歯予防のカギとなります。

 

フッ素塗布に関するよくある質問

フッ素塗布について、多くの親御さんが抱く疑問についてお答えいたします。

「フッ素塗布は痛いですか?」

 ーフッ素塗布自体は痛みを伴いません。ジェルや液体を歯に塗るだけなので、短時間で終わります。ただ   し、口の中に違和感を感じるお子さまもいるため、初めての際には事前に説明してあげると安心できます。

 

「フッ素塗布後のケア方法について教えてください」

 ーフッ素塗布後30分~1時間は飲食を控えることが推奨されます。フッ素が歯にしっかり浸透し、最大限の効果を得るためには、この時間を守ることが大切です。また、普段の歯磨きでもフッ素配合の歯磨き粉を使用することで、より効果を高められます。

 

「フッ素の効果が出るまでの時間はどのくらいですか?」

 ーフッ素塗布の効果は即時ではなく、繰り返し行うことで歯の強化が進みます。継続的にフッ素を使用することで、長期的に虫歯予防の効果を発揮します。

 

フッ素と歯磨き粉の使い分け

フッ素塗布と歯磨き粉の違いを理解し、適切に使い分けることで、より高い効果が得られます。

フッ素配合の歯磨き粉の選び方

子ども向けのフッ素入り歯磨き粉には、年齢に応じた適切な濃度のものがあります。乳幼児には500ppm以下、小学生には1000ppm程度のフッ素濃度のものを選ぶと良いでしょう。

こどもの歯磨き習慣の確立

フッ素塗布と並行して、毎日の歯磨き習慣を確立することが重要です。正しい歯磨きを習慣化することで、フッ素の効果を最大限に引き出し、虫歯予防につなげられます。

フッ素に関する最新の学会情報

最新の研究では、フッ素を適切に活用することで、こどもの虫歯リスクを大幅に低減できることが示されています。特に、高濃度フッ素を定期的に使用することで、永久歯の虫歯予防に効果があることが分かっています。

 

まとめ

フッ素塗布は、虫歯予防に有効な方法であり、適切な時期から継続的に行うことが重要です。小児歯科での定期的なフッ素塗布と、家庭でのフッ素入り歯磨き粉の併用によって、こどもの歯を健康に保つことができます。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、加古川市にある「シラセデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

 

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